体育専科教員活用事業という施策(事業)があります。小泉小学校は、令和2年度から体育専科教員(体育の専門教員)を配置していただき、今年度は最終年度となる3年目でした。
目的は、体育を専門とする教員を配置し、学級担任と一緒の指導や授業づくりの支援を通して、体育の指導力向上と、学校の体力向上の取組を充実させることです。本日、体育専科教員が授業を公開し、北見市内教員の指導力向上のための研修の機会を作ったのです。
2年2組の体育の授業を公開しました。
体育館に来た児童から、2周走ります。歩かない約束をしています。
授業はじめの挨拶です。
縄跳びです。高速前跳びを5秒間、複数回続けました。
見てもらいたい先生に体を向けて跳びました。
一度集合して、グループを確認しました。
準備体操です。係の児童の声と動きがすばらしいです。
続いて、折り返しの運動・リレーです。行きは決められた運動をして、帰りはダッシュしてバトンタッチです。
ゴールをして終わりではなく、「終わったー」とみんなで万歳をして座り、整列するまで続きます。
カンガルー跳びをしています。両足でジャンプして進みます。
「終わったー!」と言って、万歳ジャンプ。
クモ歩き(仰向け歩き)です。
いろいろな動きや感覚を身に付けます。
「終わったー!」
うさぎ跳びで腕支持感覚・つんのめり感覚・体重移動感覚を身に付けます。
ボール投げゲームへと続きます。
前の時間の授業を振り返り、今日の課題を確認しています。
課題は「守りのすき間を見つけて投げよう」です。
動画を見て、守りの「すき間」を見つけています。
ゲームの前にグループで相談をしています。
白帽子のチームが段ボールめがけてボールを投げます。段ボールを1つ床に落としたら1点です。赤帽子のチームが段ボールの前で守りをしています。
守りの「すき間」を見つけて、移動しながら投げています。
1回目のゲームを振り返ります。
児童から出た意見を取り上げて、児童に返します。
2回目のゲームです。
フェイクを使っています。
守りのすき間を見つけて移動しています。
ボールを持って素早く移動しています。
今日の授業を振り返ります。
課題に戻って振り返ります。
・児童が運動好きになるたくさんの仕掛けがあります。
・それが、自然に流れていきます。
・先生の児童の見取りが適確です。一人一人の良さを見つけて褒めます。励まします。
・児童の意欲を引き出します。よし、やるぞ! やってみよう!という気持ちになります。
自分が小学生に戻って、体育専科の先生の授業を受けたいです。いつもその気持ちになります。
お忙しい中、来校された先生方、ありがとうございました。公開授業もおつかれさまでした。2年1組の皆さん、チャレンジする気持ちや応援の様子などもすばらしかったです。