小泉小学校の教職員研修のテーマは、「共に学び合い、伝え合う授業づくり」です。副題が「効果的にICTを活用して、主体的に学ぶ力を育てる」です。先生方が授業を公開し、授業づくりを通して研究テーマに迫ります。
今日は2時間目に3年1組の算数と、3時間目に6年2組の社会の授業が公開されました。
3年1組・2校時・算数「あまりのあるわり算」の授業
「あまりを加える場合があることに気付き、その処理の仕方を考えることができる」のが1時間の目標でした。
はじめに、前の算数の授業で学習したことを振り返りました。
次に、先生から提示された問題を読み、その問題の場面や、わかっていること、尋ねていることなどを確かめていました。 問題は「3年1組は33人います。体育の時間にボールを使った運動をします。5人で1つのボールを使います。ボールは何こあればよいでしょうか。」です。
式と答えを考えました。すると、「何か変じゃない?」というつぶやきが聞こえてきました。今までの学習では解決できないことに気付いたようです。
そこで、今日の課題につながります。あまりの処理の仕方を学び、解決していく見通しを立てました。
ロイロノートを操作しながら、自分の考えをまとめていきました。
自分の考え方をロイロノートに表したら、先生に送ります。考え方の交流として児童から提出された内容を確かめています。
授業の最後には、この1時間でわかったことをノートに書いていました。1時間の授業を自分で振り返り、書くということはとても大切です。授業を通して、33÷5を計算した答えは6あまり3ですが、求められている答えはあまりの分の1を加えて7(7個)となることを学習しました。
式と答えを考えました。すると、「何か変じゃない?」というつぶやきが聞こえてきました。今までの学習では解決できないことに気付いたようです。
そこで、今日の課題につながります。あまりの処理の仕方を学び、解決していく見通しを立てました。
ロイロノートを操作しながら、自分の考えをまとめていきました。
授業の最後には、この1時間でわかったことをノートに書いていました。1時間の授業を自分で振り返り、書くということはとても大切です。授業を通して、33÷5を計算した答えは6あまり3ですが、求められている答えはあまりの分の1を加えて7(7個)となることを学習しました。
20分休みに、野球少年団に所属する6年生が、大会の報告に来てくれました。
北見しんきん杯争奪少年野球大会で3位の成績を修めました。
個人賞もいただいたそうです。「敢闘賞」の盾です。
夏休み中には道東大会(全道大会)があるそうです。感染症予防対策を徹底し、ケガなどにも注意してがんばってほしいです。
6年2組の社会科の授業が3時間目に公開されました。「大陸に学んだ国づくり」という単元で、「大仏づくりの様子を調べ、天皇を中心とした政治が確立したことを捉える」のが1時間の目標です。
授業のはじめに、前の時間の学習を振り返りました。当時の時代背景を整理しながら振り返り、今日の課題へとつなげていました。
「大仏の中指だけでも、みんなの身長(150㎝)くらいあります。」と具体的なイメージをもたせていました。その大仏づくりはどのように行われていたのか、仏教の力を借りて、どんな世の中を目指していたのかを調べました。
大仏の作り方を動画で確かめています。
自分で調べたことをグループ内で交流しています。そこには、友だちと学び合い、伝え合う姿があります。
教科書にも大仏の作り方があり、動画と見比べていました。
授業の最後に「大仏づくりを通して、どんな世の中を目指していたのか」を考えました。児童一人一人が自分の考えをロイロノートに書いています。
当時の時代背景として、貴族の反乱や、伝染病・飢饉の広がりなどから、人々の不安は大きくなっていました。大仏づくりを通して、混乱した世の中を安定させ、天皇中心の政治のしくみを確立させたかったということを学習しました。
3年生も6年生も、自分の考えを表し、まとめ、交流するそれぞれで端末を活用していました。活用が目的ではなく、活用を通して主体的な学びを進めていることがわかる授業でした。
今日の給食です。牛乳・バタートップパン・ミートボールのシチュー・オニオンチップサラダでした。
夏休みまでの学校生活はあと3日です。
児童の皆さん、夏休みの目標と計画をしっかりと立てましょうね。