20分休みの児童の様子です。外は快晴でした。
どんぐりを集めているのは1・2・3年生でしょうか。両手であふれるくらい集めていました。
保護者の皆さん。どんぐりを集めてそのままにしていると、中から虫が出てきたという経験をされたことはありませんか。そんな話をしていると、「知っているよ。ゾウムシって言うんだよ。」と教えてくれた子がいました。
登り棒の近くに行くと、「腕だけで登れるようになったんだよ。」と笑顔で教えてくれました。
登り棒と雲梯のとなりに、スモモとリンゴと梨の木があります。
私達は全校で指導をしました。学校の敷地内に実の成る木があります。自然のまま放っておいて実が成っているのではありません。用務員さんが剪定や間引き、消毒などのお世話をしています。大事に見守ってほしいことを伝えています。食べた物をそのまま捨てていくということもどうかと考えさせました。
学校の敷地内に実の成る木があるというのはとても貴重です。学習素材にもなりますし、可能性も広がります。
6年生のワークスペースに、宮沢賢治の本が紹介されています。
この木は「エゾノコリンゴ」
学校敷地内の樹木は、すべて市の財産です。学校ごとに「樹木管理台帳」を作り、一本一本管理しています。ですから、伐採や移植も勝手にはできません。危険木の伐採は教育委員会に報告し連携して行います。
スモモ、リンゴ、梨の他に、クルミやナナカマド、コクワなど、実の成る木があります。子どもたちにとって、興味関心や魅力がたくさんあり、幸せな環境だと思います。
休み時間終了のチャイム(予鈴)が鳴ると、児童は駆け足で戻っていきます。そんな中、遊びたりなかったのでしょうか、立ち止まったりゆっくり歩いたりする児童もいます。その時、6年生が声をかけ、一緒に児童玄関まで寄り添っていました。4月からの1年生と6年生の関係が、今も続いています。すばらしい姿です。
日本人初の宇宙飛行士、毛利 衛さんは、宮沢賢治の世界に影響されたのだそうです。
「よだかの星」を宇宙服の中に持って、宇宙へ飛び立ったというエピソードを聞いたことがあります。
緊急事態宣言下で、不要不急の外出を控えなければなりません。読書の秋としても、家読(うちどく)を進めませんか。